埼玉鉄道再発見!【私鉄・三セク編】会期:前期2026年3月14日(土)〜6月15日(月) 会場:鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1埼玉鉄道再発見!【私鉄・三セク編】会期:前期2026年3月14日(土)〜6月15日(月) 会場:鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1

企画展 Special exhibition

鉄道博物館 企画展「埼玉 鉄道再発見!〜Discover Saitama〜」
【2025年12月13日(土)〜2026年6月15日(月)】
前期:2025年12月13日(土)〜2026年3月9日(月)
後期:2026年3月14日(土)〜6月15日(月)
※2026年3月11日(水)〜3月13日(金)は展示替えのため閉室します。
(3月10日(火)は休館日です。)

2025年3月、大宮駅が開業140周年を迎え、さらに東北本線の大宮〜宇都宮間も開業140周年、埼京線は開業40周年を迎え、私鉄にも周年を迎えた路線があるなど、2025年は埼玉県内を走る多くの鉄道にとって、節目の年にあたります。
前期では国鉄・JR、後期では私鉄・第三セクター各社にそれぞれ焦点を当てて、埼玉県内を走る鉄道の歴史と変遷について紹介いたします。地域の発展や文化形成に大きな役割を果たしてきた、埼玉の鉄道の知られざる歴史や魅力の再発見をお楽しみください。

後期(私鉄・三セク編)を展示開催中。前期(国鉄・JR)の展示は終了しました。

プレスリリースはこちら

展示内容

◆通期展示:“鉄道の町”・大宮のあゆみ

大宮は複数の鉄道路線が集まり、それがもとで工場や貨車操車場などの鉄道施設が数多く立地し、それに伴い多数の鉄道関係者が居住し“鉄道の町”として発展してきました。明治期から東京北部の鉄道網の重要な拠点となり、現在も新幹線を含む広域輸送の要衝として機能しています。こうした“鉄道の町”大宮のあゆみを紹介します。

明治30年代の大宮駅構内と善光号機関車

明治30年代の大宮駅構内と善光号機関車

1960年に大宮工機部(工場)内に設けられた“汽車のまち商店街”(埼玉県立文書館収蔵 埼玉新聞社撮影戦後報道写真(S250027-02))

1960年に大宮工機部(工場)内に設けられた“汽車のまち商店街”(埼玉県立文書館収蔵 埼玉新聞社撮影戦後報道写真(S250027-02))

◆後期展示:埼玉の鉄道のあゆみ〜私鉄・三セク編〜
第1章 東武鉄道

東武鉄道は、国内私鉄第2位となる総延長463.3kmの営業キロを誇る大手私鉄です。浅草と伊勢崎・日光方面を結ぶ本線系統、池袋と県内各所を結ぶ東上線系統、大宮から船橋方面へ半環状線を形成する野田線と、埼玉県内を通る各線はそれぞれ成り立ちが異なり、独自の変遷をたどり現在に至ります。本展では、これらの各線について、成立過程や果たしてきた役割などをご紹介します。

東武野田線を行く 8000 系(8111 編成) 2023年11月 春日部〜藤の牛島

東武野田線を行く 8000 系(8111 編成)
2023年11月 春日部〜藤の牛島

東武東上線を行く 50090 系(「フライング東上号」リバイバルカラー) 2016年6月 高坂〜東松山

東武東上線を行く 50090 系
(「フライング東上号」リバイバルカラー)
2016年6月 高坂〜東松山

第2章 西武鉄道

西武鉄道は、川越鉄道をルーツとする新宿線系統、武蔵野鉄道をルーツとする池袋線系統の二大幹線を中心に、東京の北西部から埼玉県南西部にかけて路線網を持つ大手私鉄です。ルーツとなる各系統は、かつては激しい競合関係にありましたが、第二次大戦後に合併して現在の形になりました。戦前期の個別の歩みから、戦後東京と県内各所を結ぶ通勤、行楽路線として発展していく姿をご紹介します。

池袋線を行く 101 系急行 1994年10月 所沢〜西所沢 撮影:佐藤利生

池袋線を行く 101 系急行
1994年10月 所沢〜西所沢 撮影:佐藤利生

西武秩父線を行く 001 系“Laview” 2019年4月 東飯能〜高麗 撮影:南 正時

西武秩父線を行く 001 系“Laview”
2019年4月 東飯能〜高麗 撮影:南 正時

第3章 秩父鉄道

秩父鉄道は熊谷から秩父方面を結ぶ路線として開業し、大正期に東日本の私鉄会社では いち早く電化してセメント輸送を開始、加えて沿線の行楽地開発にも取り組むなど、埼玉県北部の私鉄路線として、独自の変遷をたどってきました。現在も日常的に貨物列車が行き交う姿を見ることができるほか、SL列車「パレオエクスプレス」の運行など観光輸送にも特色があり、県内北部でその歩みを続けています。

C58 363 けん引の“パレオエクスプレス” 1989年10月 桜沢〜寄居 撮影:齋藤 隆行

C58 363 けん引の“パレオエクスプレス”
1989年10月 桜沢〜寄居 撮影:齋藤 隆行

荒川橋梁を渡る貨物列車 2025年6月 上長瀞〜親鼻

荒川橋梁を渡る貨物列車
2025年6月 上長瀞〜親鼻

第4章 他私鉄

埼玉県内では、新たな都市交通を担う鉄道も登場しました。埼玉新都市交通(ニューシャトル)は新幹線建設にともなう沿線対策として整備され、日本最北の新交通システムに。埼玉高速鉄道は東京メトロ南北線と直通し、県南部から都心へのアクセスを強化。首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)は沿線の街づくりと一体的に建設され、高規格な高速鉄道として、県東部の新たな動脈となっています。

つくばエクスプレスの TX-3000 系 提供:首都圏新都市鉄道

つくばエクスプレスの TX-3000 系
提供:首都圏新都市鉄道

ニューシャトルの 2020 系 提供:埼玉新都市交通

ニューシャトルの 2020 系
提供:埼玉新都市交通

第5章 廃止路線

埼玉県内には、社会情勢の変化によりその役目を終えて廃止された路線も存在します。国鉄川越線に役割を譲り廃止された川越電気鉄道、大正末から昭和戦前期の短期間運行されたのみで姿を消した武州鉄道、砂利輸送に使用された西武鉄道安比奈線、日本の私鉄でもっとも旅客が少なかったと言われる上武鉄道(日本ニッケル鉄道)、熊谷から群馬県への延伸をめざしながら実現せず廃止された東武鉄道熊谷線と、姿を消した路線の足跡をたどります。

東武鉄道熊谷線の気動車 1983年 熊谷 撮影:森中清貴

東武鉄道熊谷線の気動車
1983年 熊谷 撮影:森中清貴

武州鉄道のガソリンカー 個人蔵

武州鉄道のガソリンカー 個人蔵

特別イベント

会期中、小さなお子さまから大人までお楽しみいただける特別イベントを開催します。

(1)学芸員とめぐる企画展ガイドツアー

担当学芸員による企画展の解説をお楽しみいただけます。

日  時
2026年3月14日(土)14時00分〜
場  所
本館2F スペシャルギャラリー1
定  員
20名程度(先着順)
参加方法
開始5分前に本館2Fスペシャルギャラリー前へお集まりください。
(2)みんなで完成させよう!埼玉鉄道マップ

埼玉県の鉄道路線図をクイズに答えながら地図に書き込んで完成させるイベントです。

日  時
2026年4月4日(土)、5日(日)
12時30分〜、14時00分〜
場  所
本館2F ステンドグラス前
定  員
10組(1組3名まで、小学生以上、先着順)
参加方法
直接会場へお越しください。
(3)とれたんず×てっぱく 「ぬりえであそぼう〜さいたまのとれたんず〜」

埼玉にゆかりのある「とれたんず」のぬりえをお楽しみいただけるコーナーです。

期  間
2026年6月15日(月)まで
場  所
本館3F 科学ステーション

「とれたんず」について

JR東日本をはじめ様々な列車をモチーフにした新幹線と仲間たち。
名前の由来は、トレイン(電車)の「とれ」、
たんけん(探検)の「たん」、フレンズ(友達)の「ず」、
あわせて「とれたんず」です。

とれたんず イメージ画像

とれたんず公式サイト
https://toretans.jp/ 別ウィンドウで開きます

とれたんず公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@toretans 別ウィンドウで開きます

(4)JR九州×てっぱく

①「鉄聞」てっぱく特別出張編! 限定配布
JR九州東京支社の社員が手書きで制作する「鉄聞」と当館が初めてコラボレーションします。「鉄聞」は手描きのイラストと文章、温かみのあるテイストが話題を呼び、2024年には、鉄聞として2度目の「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しました。
通常、鉄聞はJR九州の鉄道の沿線情報や地域の魅力をお届けしていますが、今回は九州を飛び出し、てっぱくの中で「埼玉にゆかりのある車両や食の魅力」について紹介する、「鉄聞てっぱく特別出張編」を館内にて限定配布します。
また、これまでに発行してきた鉄聞を本館2Fの車両年表下に展示します。

期  間
2026年6月15日(月)まで
配布場所
本館2F スペシャルギャラリー1
※数に限りがあります

②『手描きの鉄道新聞 JR九州「鉄聞」展 〜みんなでつくる鉄聞の世界〜』開催
前期に引き続き、鉄道と地域の魅力についてお届けしている JR九州の「鉄聞」と本企画展のコラボレーション第2弾として特別展を開催します。 これまで発行した「鉄聞」の大型パネル展示や、列車の人気投票、関連グッズの展示、 ぬりえコーナーなどを通じて、「鉄聞」の世界を多角的にご紹介します。

期  間
2026年3月20日(金・祝)〜6月15日(月)
場  所
本館2F スペシャルギャラリー2
今まで発行された「鉄聞」

今まで発行された「鉄聞」

本館2F 車両年表下で実施中の特別展示

本館2F 車両年表下で実施中の特別展示

会期中には、鉄聞編集長のレクチャーで実際に「鉄聞」を作成する参加型イベントの実施や、現在スペシャルギャラリー1にて好評配布中の「鉄聞てっぱく特別出張編」と「鉄聞」100号分をまとめた冊子「鉄聞〜てっぱく特別出張編〜」を当館のミュージアムショップにて販売予定です。

*イベント開催・冊子販売についての詳細は当館HPにてお知らせします

「鉄聞」について
JR九州東京支社の社員が制作している手描きの新聞です。「JR九州の楽しい列車を多くの方に知っていただきたい」という想いで2011年より発行を開始し、2024年12月で発行100号を迎えました。2024年には、その年のもっとも支持されたフリーペーパーを決定する「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しています。

(5)レストランコラボメニュー サイボク×てっぱく

会期中に館内レストランにて、埼玉県を代表する食品ブランド「サイボク」の食材を使ったコラボメニューを提供します。

①トレインレストラン日本食堂

ゴールデンポークのカツレツ 特製デミグラスソース仕立て

自社牧場で育てたブランド豚の「ゴールデンポーク」のロースを使用したカツレツは上品な甘みを持ち、トレインレストランの濃厚で味わい深い特製デミグラスソースと相性が抜群!!サイボク&トレインレストランの「濃厚な」想いが詰まった一皿を是非、ご賞味ください。

ゴールデンポークのカツレツ(イメージ)

ゴールデンポークのカツレツ(イメージ)

販売期間
2025年12月20日(土)〜2026年6月15日(月)
場  所
本館2F
トレインレストラン日本食堂
販売価格
2,380円(税込)

②ビューレストラン

欧州国際食品コンテスト「金メダル」受賞の
ホットドッグプレート

豚肉本来の美味しさを味わえるゴールデンポーク使用の「フランクフルト」と大粒の粗挽き肉を使用したバジルとオレガノの爽やかな風味が特徴の「極あらフランクハーブ」。国際コンテストでも金メダルを受賞したフランクフルト2種類を是非、ご堪能下さい!

ホットドックプレート(イメージ)

ホットドックプレート(イメージ)

販売期間
2025年12月20日(土)〜2026年6月15日(月)
場  所
南館4F ビューレストラン
販売価格
1,580円(税込)
ドリンクセット1,830円(税込)

「サイボク」について
1946年創業。自社牧場で種豚の育種改良から肉豚の生産を行い、隣接する自社工場でハム・ソーセージなどの食肉製品の製造・加工までを手がけています。
埼玉県日高市にある敷地内は「豚のテーマパーク」として知られており、ミートショップ、野菜直売所、レストラン、カフェテリア、アスレチック、天然温泉など、子どもから大人まで楽しめる複合施設を運営しています。

図録は今回前期編・後期編でそれぞれ発売します。
また企画展関連グッズも発売中。