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鉄道博物館 企画展「日本海縦貫線100年展 〜知られざる大動脈〜」
【2024年10月12日(土)〜2025年1月27日(月)】
本年は、日本海側へ鉄道が通じてから140年、そして羽越本線が全通し、関西から日本海沿いに青森までを結ぶ「日本海縦貫線」が形成されてから100年という節目の年にあたります。北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線と、それぞれ異なる目的で建設された各線が一体化することで「日本海縦貫線」として機能し、“知られざる大動脈” として日本の鉄道の骨格を形成し、成長してきた歩みと沿線地域との関わりを紹介します。
展示内容
第1章 日本海縦貫線とは
日本海縦貫線は、東海道本線の一部、北陸本線、信越本線の一部、羽越本線、奥羽本線の一部を合わせたルートの総称です。本章では、日本海側の大動脈として鉄道輸送を支える日本海縦貫線の概要を紹介します。
第2章 北陸本線のあゆみ
北陸本線は、1913(大正2)年に全通すると、北陸地方の産業・文化の発展とともに、住民の生活を支える役割を果たしてきました。その後は、関西・中京方面や首都圏からの優等列車が多く運転される路線へと成長しました。本章では、北陸本線の建設から北陸新幹線開業までの様子を紹介します。
第3章 信越本線のあゆみ
信越本線は東京と長野・新潟を結ぶ路線として官設鉄道・私設鉄道によって建設され、その後国有化されて信越本線となりました。1913(大正2)年に北陸本線と接続して北陸方面への輸送を担うようになります。本章では信越本線が長野・新潟、さらに日本海側各地を結ぶ路線として成長していった様子を紹介します。
第4章 奥羽本線・羽越本線のあゆみ
奥羽本線は海沿いを走る東北本線を補完するため、山形・秋田と内陸部を通るルートで建設されました。羽越本線は信越本線と奥羽本線の間を結ぶ形で建設され、1924(大正13)年に全通したことで、日本海側を縦貫するルートがつながりました。本章では、それぞれの路線が開通するまでの軌跡や鉄道設備の近代化により発展してきた様子を紹介します。
第5章 日本海縦貫線を直通した列車・車両
本章では、日本海縦貫線を駆け抜けた名列車・名車両を紹介します。
特別イベント
学芸員と一緒に展示車両をめぐる企画展ガイドツアー
担当学芸員と一緒に展示室や日本海縦貫線に関連する展示車両を巡りながら、企画展の解説をお楽しみいただけます。
- 日 時
- 2024年10月12日(土)、11月3日(日・祝)、11月24日(日)
14:00〜15:30
- 場 所
- 本館1F 車両ステーション
本館2F スペシャルギャラリー1
- 定 員
- 20名程度(先着順)
- 参加方法
- 開始5分前に本館2Fスペシャルギャラリー前へお集まりください。
日本海縦貫線で、めざせ青森!
日本海縦貫線をモチーフに大阪から青森までお客さまご自身がコマになる、企画展オリジナルの大きなすごろくゲームです。日本海縦貫線の駅名や歴史に関するすごろくを体験しながら楽しく学ぶことができます。
- 日 時
- 2025年1月4日(土)、1月5日(日)
①11:00〜11:30
②14:00〜14:30
- 場 所
- 本館2F ステンドグラス前
- 定 員
- 各回5組(1組4名まで)
- 参加方法
- 各回の開始30分前に会場にて整理券を配布します。
縦貫線を走った名列車たち〜ヘッドマーク特別取付け〜
日本海縦貫線を走った列車のヘッドマークをクハ481形電車、ED75形電気機関車に取付けます。
- 期 間
- 2024年10月12日(土)〜2025年1月27日(月)
- 場 所
- 本館1F 車両ステーション
※この他にも様々なイベントを予定しています。詳細については、決まり次第ホームページや公式SNS(Facebook・Instagram)でお知らせします。